ヴィオラの選び方 東京・中野・練馬・江古田ヴァイオリン・ヴィオラ・音楽教室
音高や音大に在籍していて、将来は演奏家になる人の
ヴィオラの選び方です。
ヴィオラは、それぞれの体型、体格によって
希望のサイズが一つひとつ違い、数が少ないので
何年もかけて探す方が多いです。
サイズ、音質、価格が希望通りになる事は
極めて少なく、いつも情報を集めて
見付かったらすぐに駆けつけるようにすれば
出会えるかもしれません。
ボディの体積が大きい程、音量が増します。
だいたい42cmぐらいから、ヴィオラの甘く深い音質と
十分な音量が期待できます。
小さなサイズを希望の人は、分厚い楽器であれば
ある程度、音量の問題は解決します。
楽器には国際価格があり、世界中同じ値段ですが
楽器店に入荷されると、上乗せされる場合が
ほとんどです。
心から信用できて、良心的で技術力が高く、
購入した価格で下取りしてもらえる工房は
広告が無い所が多いので、プロの演奏家や教授に
お願いすることになります。
☆ヴィオラが見付かったらやること
1週間ほど貸してもらって、コンサートホールなど
広い所で試奏します。
舞台で弾いて、一番後ろの客席まで
聴こえる楽器かどうかを試します。
自分がホールの舞台に立って弾き、客席の一番後ろで
数人に聴いてもらいます。
他の人のヴィオラも弾くと、比較できます。
次に自分が舞台から一番遠い客席に行き、
数人に交代で弾いてもらって、遠くまで通る音か
確認します。
弓との相性もあるので、必ず自分の弓で
弾くようにします。
自分が気に入る系統の音のヴィオラ、または練習して
希望の音にできるとか、長い間弾かれてなくて
音が出ないけど、根気強く弾けば鳴るヴィオラに
出会えたらかなりラッキーです。
教授やプロの演奏家、同僚、友達など、
たくさんの人に意見を聞きます。
☆購入する前にやること
1、知っている楽器店を回って、そのヴィオラの中を
チェックしてもらいます。
特に割れや剥がれ、つぎはぎが無いか、バスバー、
ラベル、接着面、バランス、木の状態なども
見てもらって、意見を聞きます。
2、鑑定書の確認
焼印入り以外、絶対に鑑定書が必要です。
どの店の誰が直筆で書いたのか、
サインがあるか確認します。
名のある楽器店、権力がある人の鑑定書が有力です。
一生モノは妥協せず、出会えるまで探しましょう。
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